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ハニーガール
娘がエンコウをしていると知ったとき、私は心が張り裂けそうになった。大切に育ててきた小さなプリンセスが、醜い中年男に押しつけられている...
Chương (1)
第1章
娘がエンコウをしていると知ったとき、私は心が張り裂けそうになった。大切に育ててきた小さなプリンセスが、醜い中年男に押しつけられている光景を想像するだけで、耐えられないほど胸が痛んだ……
第1話
この残酷な事実を知ったのは、先週、取引先の接待で夜のクラブに行ったときのことだった。
ママが何人かの露出度の高い服を着た若い女性を連れてきたが、その中の一人を一目で見分けた。
その女の子は、私の娘の友人関係の中でよく見かける子だった。
彼女は娘が通う芸術学校の同級生で、名前は森田だった。
森田は白いへそ出しのキャミソールを着て、細い腰を露わにし、下半身は黒いタイトなショートパンツを履き、自慢げに長い脚を見せていた
彼女は世間知らずな純粋そうな様子で、その場の華やかで酔いしれるような雰囲気とは少し不釣り合いだった。
私はビジネスマナーも気にせず、取引先が何も言う前に森田を手招きして自分の隣に座らせた。
こうしたのは、彼女に特別な下心があったわけではない。
ただ、大切な娘の友人として、他の男たちに弄ばれてほしくないと思っただけだ。
しかも、森田は私に会ったことがなく、私が親友の父親だとは知らなかった。
彼女はおとなしく私の胸に寄り添い、隣の取引先が他のホステスに親しげに振る舞っている様子を見ていた。
そして、私が彼女に手を出さないことが不思議そうだった。
森田は首をかしげながら「おじさん、私って可愛くないの?」と聞いてきた。
私は首を横に振り、「君は大学生か?」と聞き返した。
「今年大学一年生だよ」
私は心の中でため息をつき、やはり彼女だと確信した。娘も同じ大学一年生だった。
「そんなにスタイルがいいなんて、ダンス学科の学生か?」
「そうだよ。ここでお小遣いを稼いでいる同級生もたくさんいるよ。おじさんって変わってるね、そんなに質問ばっかりして」
森田は自ら私の胸に寄り添い、腕で私の首を軽く抱き、顔を近づけた。
彼女は優しい声で囁きながら、「おじさんのお金を稼ぐのって大変だね。女の子の方から仕掛けなきゃいけないなんて……」と言った。
正直に言うと、妻が他の男と駆け落ちして以来、私は長い間女性と触れ合ったことがなかった。
全くそんな気持ちがないと言えば嘘になるだろう。
でも私は父親として、母親の役割も担いながら、娘を一生懸命育ててきた。
娘が成功し、母親のような道を二度と歩まないようにと願っていた。
そんな状況で、彼女の親友に対して邪な気持ちを持つはずがなかった。
私は森田を少し引き離して、「君、そんなことをしているのか?いくらなんだ?」と尋ねた。
「ショートなら四万円、オールなら六万円よ。最大3回まで」
「はは、俺はもう40だ。若い男みたいに元気じゃないよ」
「男って、みんな薬使うんだ。私たちは知ってるよ」
「君たち?」
「そうよ、私たち……」
森田は、ただ話すだけでは満足できないようで、再び私の膝に座り、手を彼女の腰に引き寄せた。
彼女は耳元で囁くように言った。「おじさんがあと2000円払ってくれたら、私と親友で素敵な夜をプレゼントするよ」
なぜか、その言葉を聞いた瞬間、娘のSNSにあった森田とのツーショット写真が頭に浮かんだ。
笑顔を浮かべる二人の少女が、タイトなダンス衣装を着て完璧なスタイルを見せている写真だった。
彼女たちは大人の世界を恐る恐る覗き込みながら、気づかないうちに深みにハマっていたのだろう。
私は再び森田を引き離し、つい「君の親友も君と同じくらい可愛いのか?」と聞いてしまった。
森田は私が興味を示したと思ったのか、ショートパンツのポケットからスマホを取り出し、妖艶な笑みを浮かべながら言った。「おじさんって本当に欲張りね、私一人じゃ足りないの……」
森田が私に見せてきた写真を見た瞬間、私は信じられない思いだった。
震える手でスマホを受け取り、写真に写る少女をじっと見つめた。
それは、私の大切な娘——里奈だった。
胸が締めつけられるような痛みと共に、頭が金槌で叩かれたような衝撃が走り、耳鳴りが止まらなかった。
「おじさん、私の親友、可愛いでしょ?」
「可愛いよ」
「じゃあ決まりね!おじさん、現金を用意してね。振り込みはダメ、安全第一だから」
「……」
心がざわざわと乱れる。彼女は何を言っているんだ?
なぜこんなに慣れているのか?まさか里奈も森田と一緒にこんなことをしているのか?
第2話
そんなはずはない。私の大切な娘がこんなことをするなんてありえない。森田が嘘をついているに違いない!
しかし、頭の片隅に残った理性が告げていた。森田の言葉は本当かもしれない、と。
大切な娘には、私の知らない一面があるのだろうか。
森田は私からその一万円を得ようと急いでいたのか、私のポケットからスマホを取り出し、顔認証でロックを解除した。
そして、コードをスキャンして私のLINEを追加した。
私は慌ててスマホを取り返し、森田が娘の写真を見られないよう、
彼女から自分のタイムラインを隠した。
森田は再び私の胸元に寄り添い、軽くキスをしながらこう言った。「おじさん、お仕事してるでしょ?じゃあ日曜の夜でどう?私から連絡するね……」
クラブを出た後、どうやって家に戻ったのか、まったく覚えていない。
そっと娘の部屋を開け、彼女の寝顔を見つめる。彼女は私がどれだけ無力感に苛まれているか、何も知らないのだ。
警察に通報するべきだろうか?
いや、通報はできない。通報すれば、娘の人生は終わりだ。社会から責められることになる。
もしかしたら、彼女は自殺してしまうかもしれない。
それだけは耐えられない結果だ。
娘の部屋のドアをそっと閉め、膝から崩れ落ちるようにその場に座り込んだ。
どうすればいい?
誰か、私を助けてくれないか。
その時、玄関に置かれた娘のバッグから小さな音がした。LINEの通知音だった。
私は必死に立ち上がり、それが里奈のもう一つのスマホだと気づいた。
娘がスマホを二台持っているのは知っていたが、今まで疑ったことはなかった。
これが彼女のプライバシーだとわかっていたが、今はどうしても確認する必要があった。
メッセージは簡潔だった。ほんの数文字だけ。
「明後日、一緒に客の接待ね」
送信者:森田。
スマホを元の場所に戻し、ベッドに横になり、言葉で表現できないような感覚が全身を覆っている。
私が仕事にかまけて里奈に気を配らなかったせいで、彼女は間違った方向に進んでしまったのだ。
何としても、彼女を止めなければならない!
私の目の届くところにいれば、そんな汚れた取引に関わることはできないはずだ。
その後の数日間、私は休みを取り、一歩も離れず里奈を見守った。
彼女の念願だったディズニーランドに連れて行き、一緒にミッキーマウスのコスプレをした。
これはこの5年間で初めて、上司の電話を切り、連続して彼女と過ごした数日間だった。
娘の笑顔が、私の心の暗い雲を少しずつ晴らしてくれた。
私は心に誓った。必ず里奈を元の無邪気で愛らしい娘に戻してみせる、と。
しかし、日曜の午後、森田からのメッセージがその幻想を打ち砕いた。
「おじさん、部屋取ったよ。ヒルトン1802号室ね。報酬はよろしく。私と親友、キレイにして待ってるからね。ちゅっ」
スマホでメッセージを打っている里奈を見上げた瞬間、私の心は深い奈落に落ちた。
彼女は本当に森田と約束してしまったのか?
何としても彼女を止めなければならない!
私は森田にメッセージを送り、「ごめん、急に出張になったから行けなくなった」と伝えた。
すぐに森田から返信が来た。「おじさん、ひどい!」
私はスマホをポケットにしまった。
誰にも娘を守ることを邪魔させない。
客がいなければ、この取引は自然と終わるだろう。
家に戻り、里奈が部屋に入るのを見届けて、ようやく少しだけ安心した。
念のため、私はリビングのソファで寝ることにした。
いつの間にか眠っていたが、目を覚ますと体に薄い毛布がかけられていた。
里奈がいない。
家中を探しても見つからず、彼女は私が眠っている間に出かけたようだった。
電話をかけたが、電源が切れていた。
森田にメッセージを送った。「戻ったけど、今何してる?」
「遅いよ、おじさん。親友と他の客を探したから」
コートを着て家を飛び出し、森田が送ってきたメッセージを思い出した。
「ヒルトン、1802号室」
信号を無視してホテルに駆けつけ、部屋の前に立った。
クレジットカードを取り出し、ドアの隙間に差し込んで力を込めた。「カチャン」という音と共にドアが開いた。
これはスイートルームだった。震える体でリビングに足を踏み入れると、奥の寝室からかすかな笑い声と話し声が聞こえてきた。
そこで待ち受けているのは、私には到底耐えられない光景だという予感がした。
そっと寝室のドアを押し開け、中を覗いた。
一目見ただけで全身が硬直し、心臓が止まりそうになるほどの衝撃を受けた。
そこには、私の娘がいた……